共働きで富裕層を目指す

共働きで富裕層を目指しています。会社員生活も終盤で、現在はセカンドライフの模索中です。

フルタイム共働きを続けられた理由

 夫婦サラリーマンでフルタイムでの共働きを30年近く続けてきましたが、それなりに苦労もあり大変なことも多かったです。よく頑張ったなあとも思います。続けてこれた最大の理由は、妻の頑張りというか働くことへの意識の高さが大きいとおもいます。

 妻は男尊女卑が当たり前の田舎の環境で育ったそうです。妻の母(私と結婚前に他界しており会ったことはないのですが)は、非常に学力も高く聡明であり、会社員として努めた後に結婚して家庭に入ったのですが、妻の父からは「誰に飯を食わせてもらっているとおもっているんだ」という、今ならモラハラとなる暴言をよく受けていたそうです。妻は母から「女性でも仕事をもたないとダメだよ」と何度も聞かされており、そういった体験から、「絶対に専業主婦にはならない。自立して生きていけるキャリアをもつ」という強い信念を持つに至ったとのこと。

 そのような体験があるために妻が男性を見るときは、女性を下に見ているかどうか、という点に敏感になるそうです。私と結婚を決めた最大の理由は、女性蔑視の匂いが全くしなかったからとのこと。私としてはよくわかりませんが、妻に言わせると女性を下に見ている男性というのは結構な割合で存在するらしいです。今の若い人には少ないが、同年代(50歳)以上の年代の男性の8割程度は、本人の自覚はなくても女性を下に見ているらしいです。。

 ちなみに私の育った家庭も、会社員の父と専業主婦の母という一般的な家庭でしたが、どちらかというと母のほうが立場は上でした。父は家庭については母に丸投げでしたので、家庭では母が仕切っていた感じでしたね。私に女性蔑視の匂いがしない、というのは、女性のほうが強いという環境で育ったからでしょうか?なお、専業主婦で働いていないが立場が強い母に対して、なんとなく違和感も感じていました。

 妻も技術系の会社で開発業務をしていますが、開発業務は大変ですし男社会ですので、いろんな苦労はあったようです。何度も会社を辞めることを考えたそうですが、女性ということで転職も難しかったため、「せっかく入社した会社だから」と頑張って続けてきたとのこと。現在ではハードな開発業務からサポート業務に回ったことで、精神的にも肉体的な余裕をもって楽しく仕事をしている様子です。十分な資産も貯まったので、いつでも辞めれるのですが、本人都合での退職も勿体ないので「仕事を楽しめるうちに楽しもう」と話をしています。とはいえ、もうそろそろ引退してもいいかなあ、と思っているのですが。。。